バレエの動きをまねれば、どっしり下半身が引き締まる。舞台上で優雅に踊る美しいバレリーナのように、しなやかで女性らしい体型に憧れる方は多いのではないでしょうか。
「バレリーナのボディラインが美しいのは、バレエが日常生活で使わない“深層筋”を使う動きだから。深層筋さえ鍛えれば、誰でも、何歳からでもバレリーナ体型を目指せます」と、パーソナルトレーナーの隅田咲さんは語ります。体の奥深くにある深層筋は、ほかの筋肉とは違い、鍛えてもムキムキにはならず、どんどん内側へと引き締まる性質を持っています。
◇下半身のたるみに効く!「なりきりバレリーナ」のメカニズム
バレエの基本ともいえる「プリエ」風の動きをするだけで、お尻の梨状筋をはじめ、お腹や内ももの深層筋が働き、下半身をシェイプアップします。なかなか痩せにくいお尻や脚のラインがスッキリするのが特徴です。
特に梨状筋は股関節を動かす筋肉で、続けると徐々に股関節が開きやすくなり、筋肉の可動域が広がって代謝がアップ。全身の血行も改善され、疲れにくい体へと導きます。
◇「体幹」と「姿勢」を意識してバレリーナの美しさに
梨状筋をはじめとする体幹の筋肉は、体の奥にある「深層筋」の一種。鍛えるほど引き締まり、下半身のたるみを改善します。また、ひざを外側に曲げる動きを繰り返すことで、加齢で狭まった股関節の可動域が復活し、筋肉もスムーズに動くようになって代謝が高まります。
関節の可動域が広がると、筋肉が柔らかくなり血流がアップ。酸素や栄養が全身へ効率よく運ばれ、疲れも取れやすくなります。
◇「なりきりバレリーナ」のやり方
ステップ1:かかとをつけて立ち、ひざをゆっくり曲げる
左右のかかとを合わせ、つま先を開いて立ちます。両肘を曲げ、体の前で指先を軽く合わせます。2秒かけて、鼻で息を吸いながら両ひざを外側へと曲げていきます。
ポイント: 最初は壁に手をついてもOK。バランスが取りづらい場合は、肘を曲げなくても構いません。壁に手をつき、ひざの角度を意識しながら行いましょう。
ステップ2:ひざを伸ばし、かかとを上げる
背筋を伸ばしたまま、鼻から息を吐きながら2秒かけてひざを伸ばし、かかとを上げてつま先立ちになります。ステップ1と2を30秒間繰り返します。
◇まとめ
この「なりきりバレリーナ」は、股関節の可動域を広げるだけでなく、脚のむくみ改善にも効果的です。深層筋を意識しながら続けることで、垂れ尻やゾウ脚が気にならなくなり、しなやかで美しい下半身ラインを手に入れることができるでしょう。毎日の生活に取り入れて、バレリーナのような美しいシルエットを目指してみてはいかがでしょうか。
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